近況
Kindleの一番安いやつを買った。大きさも色もかわい〜スマホより軽い〜目が疲れない〜〜〜嬉しい。
ので、わりと小説を読んで過ごしている。

twitter見てる時間がなくなったのでブログを読んでるんだけど、
理想的な蒲田 - 埋物の庭
いい街歩きでよかった。蒲田に行きたい 観覧車に乗りたい
読書
巨匠とマルガリータをメインで読んでいる。
大学時代はロシアのことをやる場所にいたので、ほんの少しだけ他の人よりロシア文学のことを知っている。
あらすじは知っていたけどかなり長い間積んでいた。何しろ読んでも話の筋が全然わからない。(説明してもよくわからないのでググってWikipediaとかを読んでほしい)わたしはわからないものに対してすぐにキレる傾向があり、何度も投げ出していた。
でも名作はいつ読んだっていい。原稿は燃えないのだから。
かつてわたしがいた界隈ではこの作品のことを略して『巨マル』と呼んでいた。
そのときは何にも思っていなかったけど、何年ごしかに、この話は『巨マル』のカプ小説なことにやっと気づいた。
偏屈な作家の『巨匠』とかわいくて賢い人妻マルガリータは、作中どんなに二人の聡明さを強調されたとてどこまでいっても『不倫の恋に酔いしれるマジでバカなカップル』なんだけど、その愚かさがどうでもよくなるほど周りが狂っていて矮小なので相対的にマシに見えるのが不思議。
結局その『不思議』が二人の終わってしまった恋路を繋ぐための舞台となっていくので、雑誌の編集長が列車にはねられて首飛んだり、悪魔に騙されて狂っていくモスクワ市民の姿だったり、巨匠の小説の再現であるところのイエスの磔刑とユダヤ総督ピラトゥスの話は全てマルガリータが『巨匠』と再会するための前座でしかない。だってこれは『巨マル』のカプ小説なわけだし…
個人的に『不倫』ってこの世で最も軽蔑するものの一つで、創作でも出てくるだけでかなり嫌なんだけど、この話において別にその要素って重要ではないんだろう。
わたしはマルガリータのことが大嫌いだし『巨匠』とマルガリータの恋は一ミリたりとも肯定できないけど、モスクワの街で『巨匠』が見た、ミモザを抱えたマルガリータの姿はどうしようもなく美しくって、それはどうしたって否定しようがない。