onpharos-1

はじめに

読み終わってからまとめようとしたんだけど、そんなこと言ってられないくらい長い!!
ので、たぶん半分?とかなんですけどまとめておきます。でもここまで来るのにも長かったので結構忘れてるかも…………
例によってドネタバレなので隠しておきます。(最近ネタバレ隠しを実装しました)

ネタバレ

現在地

最後の永劫回帰で開拓者がキュレネの歳月の神殿から帰ってきたところ

わたしはSFに面白い大嘘を求めているので、オンパロスがなんなのかが明かされたあたりで一気にテンションが上がった。やったあ〜!そうだよな!スタレくんってこういうどんでん返しをしてくれるって信じてたよ!
あのターミナル画面でおそらくライコスが一行コマンド打つだけでオンパロスはリビルドされて、1秒に満たない時間でビルド結果が帰ってくるんだろうな。その一瞬の時間の中でファイノンはまた何一つ変えられなかったって絶望して、プログラム通りのビルド成功をreturnしてるんだ…と思うとなんというかそんな箱庭を持ってシェイクするようなことしなくてもいいじゃん…となる。

やっぱフレイムスティーラーの正体がわかってキュレネが本格登場してきたあたりでやっっっっっっっっとギア入れてきた感じがする。その前周の輪廻の終わりとかちょっとだるかったもんな(全然終わってないのにファイノンがずっと『これで最後だ』って言っててちょっと萎えていた)(今となっちゃお前どの口がそんなこと言うんだよナンバーワンだろ)
いや分かるんですよ、「わたしたち」に1回「テンプレの再創世を迎える輪廻」を味あわせてから、実はそれは打ち砕かれなければならないものだって示す、これはですね、こうやらないといけないとスタレくんが思った理由が…よくわかるよ…
わかるんですけど、長いんですよ。

以下は今の時点でのキャラの感想書きます。

ファイノン

お前〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!お前お前お前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ガチギレ)
お前………(泣いてる)

まず「相棒」呼びはね、分かったよ。納得したよ。「相棒」って呼ばれる実績はなくっても、永劫回帰の中で「天外から落ちてきたただ一つの例外」で、「心の中の英雄が具現化した姿」が開拓者なわけで、そりゃあもう手放したくないでしょうよ!そうでしょうそうでしょう!!!こっちはそうじゃなくても、ファイノンは俺と一緒に再創世をしようとしてたんだ。だから相棒なんですね。後になって次の輪廻で本当に二人きりの旅をするキュレネがこちらのことを「相棒」と呼んでることで、わかってしまったな…

ファイノン、たぶん元々は本当に何にも尖ったところのない普通の人間で、でも「何も尖ったところのない普通の人間」って「完璧な人間」になり得るんだよね。だから三千万の輪廻の中ですべての火種を身体に取り込み続けて「人間性」が摩耗していったことで「完璧」になってしまった。これはキャストリスも指摘しているところですね。
ただ、たぶんエリュシオンが滅びて「カスライナ」を名乗らなくなったあたりから、人間性は捨てようとしてたんじゃないかな、という気もする。それでも他者の死に涙を流せないことを気にしてるの、それこそが人間性なんじゃないか。大丈夫だよ…いや全然大丈夫じゃないよ…(錯乱)

これはね〜
何言ってもアレなので、オンパロス読んでもらった方が早いよ
推しを並行世界で増やして酷い目に遭わせる癖のある人に読んで欲しいやつなので、ぜひね……

キュレネ

う〜ん!かわいい!
自分が可愛いことを自覚していてそれを臆面なく言葉にできる女、だ〜いすき!あといちいち仕草がかわいい!

キュレネ自身も口にしてるけど、三月なのかさんと結構キャラは似てるんだよな。というのを鑑みてもわたしは割とキュレネが好きだ。今のところ…
彼女ってさ、ファイノンと同じだけ輪廻の外側で開拓者を待ち続けていて、つまり安全圏から物言ってるわけでは全然ないんだよな。それでもなんであんなに理性を保っていられるのか、不思議なんだけど…

あと個人的に一度神話の外に出されてしまった開拓者が戻ってきたときに言うこの台詞が好きだな。

「この千年の物語をすべてあなたに聞かせてあげる」
「そうすれば、それはもう、あたしだけの記憶じゃないから」
「同じようにあなたと一緒に過ごした時間をみんなにも聞かせてあげるの」
「そうすれば、あたしたちの歩んできた道のりはみんなの記憶になるから」

ミュリオン・キュレネがやってきたことって、起こってしまった「現実」を「物語」にしてみんなに聞かせて「記憶」にすることだから、まさしくオンパロスの一柱なんだよな…

でもあんまりにもなんか…語り口と仕草がね、あんさんぶるスターズの登場人物なんだよな。
あんスタにいませんか?キュレネ
いないんだったらリオセスリと一緒にコラボしませんか?(なんで?)

アグライア

最後の輪廻の「良家のお嬢様」のアグライア、めっちゃかわいい!
寝不足な理由がみんなに配る服とかタオルを作ってたからなの、めちゃくちゃ健気なのだが、ここから導き出されるのって「みんなの力になりたい恵まれた立ち位置にいる心根の優しい女が、みんなのために『自分の人としての心を殺した』なので、そこにどれだけの摩耗があったのか、それをずっと隣で見ていたトリビーはさぞかし辛かろうと思った。
そうたぶん、この人すごく…パワータイプのお嬢様なんだよな。割と世間知らずなタイプの…
だから結構恐れ知らずに他人に関わるし、すごく彼女のことを知っている人が多い。自分を犠牲にするタイプの献身をするので、トリビーたちは心配するし、サフェルは心配だからこそ嫌なんだろうな。

分かる!
無自覚に周りを振り回しまくる女って大好きだから!

あと個人的にちゃんと仕立て屋さんで、ファッションにきちんとうるさいところが好き。
現代にいたらすんごいコスメとファッションのオタクなんだろうな〜

アナイクス

あのね!
わかんない!!

アナイクスってさ、基本的に「自分の知的好奇心を満たすため」に行動してるので、そのために自分の命は平気で捨てるし、何が起ころうとあんまり動じない(ように見える)
んだけど、それってあんまりに主人公ではなくて、学校の先生でみんなの恩師であることも相まって、あんまり今のところ人間性がちゃんと描写されてない印象があるんですよね。ただただ狂っていてなんか要所要所に一瞬顔出してそれっぽいこと言ったと思ったら次の瞬間死んでる。
でもその割にちゃんと先生で他人のことをそれなりに大事に思っていることが英雄譚.exeで描かれてると、やっぱ好きなんじゃないかな…という気がしてくる。たぶん俺たちが思っているよりよっぽど面倒見がいいぞこいつ!

ここがさ…好きなんだよな…そのまま引用するけど

『樹庭の奥深くには学者が残した機巧があるという
それは彼を模倣した姿をしており、本物に瓜二つだと言われている』

『「帰りなさい。生者は問う前に苦心を重ねるべきです」
「帰りなさい、死者は教えを授ける気はありません」
機巧が操る言葉は冷たく、亡き本人を彷彿とさせた』

『「ですが、もし話し相手がいないのであれば……
いいでしょう、座ってください。話を聞いてあげます」』

サフェル

今のところ一番好きかも
わたしね〜〜〜実はサフェルみたいな見た目と喋り方と声と立ち位置と振る舞いの女がめ〜〜〜〜〜〜っちゃくちゃ好きでさあ〜〜〜〜〜

飄々としてるんだけど、ちゃんと感受性があって、
ちゃらんぽらんに見えて、かなり堅実に貯金をしてて、
自己中に振る舞いたいのに他の人のことが見捨てられなくって、
結局一番でっかいホラを吹いて、世界を騙してオンパロスの延命を一人頑張っていたような奴のこと、嫌いになれるはずないよなあ?!
黄金裔が集まってるときにのほほんとキャストリスとヒアンシーとお話ししてたのがもう泣けて仕方がなかったよ…

まとめ

いや黄金裔全員好きだな…
モーディスがなんだかんだ人のこと気遣える育ちのいいインテリ最強ヤンキーなの安心感あるし、
トリビーたちのみんなへのお姉さんぶりも健気で可愛いし、
キャストリスが死の花畑に帰ったのも、ずっと妹が一緒なくだりも泣いちゃうし、
ヒアンシーの決して明るいだけじゃない健気さと虹への憧れも大好き。

ケリュドラのノブレスオブリージュ皇帝精神も好き(男だったらヤバかったと思う)
セイレンスが地に上がったセイレーンなのも嬉しい…

相変わらず話が追いきれない部分多いんだけど、セリフ回しとストーリー以外の補填要素がかなり好きだな。
頑張って…最後まで読むけど…終わりはいつなんや…!